最近は内面を磨くような本だったり、スピリチュアル系の本ばかりを読んでいますが、昔はどちらかというとスキルとかテクニックなどの外面を磨くための本をよく読んでいました。
当時読んでいた本の中でも今日ご紹介する本は僕にとってかなり印象に残る本であり、そこに書かれていたフレーズは今でも頭の中に残っています。
本日ご紹介する本はこちらです。
基本情報
発売日:2008年12月26日
著者:マイケル・ボルダック
出版社:フォレスト出版
ページ数:204
本の内容
世界No.1コーチのアンソニー・ロビンズの弟子的立場であるマイケル・ボルダックの代表作です。
マイケルは7才のとき、父親が母親を殺害するという悲劇に見舞われ、それがきっかけでその後どん底の人生を送ります。
この本ではどのようにして彼がどん底から這い上がってきたのか、ということが解説されています。
当時僕は引き寄せの法則を知りませんでしたが、引き寄せの法則を学んだ今の自分から読むとこの本に書いてあることがよりいっそう腑に落ちました。
例えば解釈と意味づけ。
父親が自分の目の前で母親を殺害した出来事に対し、彼は「この出来事から自分が得られるギフトは何だろう?」という質問を投げかけました。
これはポジティブとネガティブは同時に存在し、自分の捉え方次第でどちらにでも解釈できる、という引き寄せの法則の基本につながっています。
僕がこの本の中で最も印象に残ったフレーズは
「成功の80パーセントは心理面である」
というものです。当時外面的なスキルやテクニックばかり学んでいた僕は、「そんなわけないだろ」と思っていましたが、今の自分は「むしろ100パーセント心理面じゃないか」と思えるぐらいになりました。
そして目標を達成するのに必要なことは「痛み」と「快楽」をコントロールすることであると説明しています。
人間は痛みを避け、快楽を求める生き物である。
目先の痛みを避け快楽に流されてしまうと、それは長期的にみると痛みになってしまうということです。
痛みをさけて堕落した生活を送っていると、自分の人生は変わらない。そしてそれは長期的視点から見ると痛みであると言えます。
非常に読みやすい本で個人的にかなりおすすめの1冊です。